格安SIMといえばインターネットからの注文が主流ですが、最近はショッピングモールや電化製品店などでも購入できるものが増えてきました。

ヨドバシカメラで購入できるワイヤレスゲートもその一つです。

用意されている料金プランもシンプルでわかりやすいものが多く、公衆無線LANも無料で使えるなど意外とメリットが多い格安SIMです。

プラン データ容量
使い放題
(下り250Kbps)
3GB 5GB 8GB 10GB
データ通信のみ 445円 852円 1,278円 2,297円 5,048円
データ通信+音声通話 1,204円 1,574円 2,130円 3,241円

※表示は税抜き価格です。

これといった弱点はないけど、強みもない

価格の面では、音声付きで3GBのプランが1,574円と1,600円の壁を破ってきているため最安級ではありますが、どうもインパクトが弱く感じてしまうのは否めません。

それよりも、下り250Kbpsで使い放題(月445円)が気になるところです。

どのキャリアも通信制限時は下り200Kbpsまで速度が下がってしまうのですが、それよりも50Kbps早い250Kbpsという速度で使い放題。

動画や音楽のストリーミングをなんとか再生できるというラインでしょうか。

とにかく安くて、とりあえず接続できればOK!という場合には非常に有効ではないでしょうか。

私が思いつく利用方法の一つは自宅に設置している監視カメラ(といっても高価なものではなく、PCやネットに繋げることができるネットワークカメラ)の接続先をこのワイヤレスゲートにしてしまう、というマニアックなもの。

家の回線はWiMAXなので常時ネット接続が必要なネットワークカメラのために、格安で使うことができるネット環境をこしらえるにはもってこいかなと思いました。

使い道を見出すことができれば、有効活用できる445円のプランは魅力的に見えてきます。

ワイヤレースゲートの注意点

実はワイヤレスゲートのSIMは一度購入してしまうとプラン変更ができなくなってしまいます。

他社ではプラン変更は月ごとに行えたりもするのですが、それが不可能なためご検討の際は今使っているデータ量をしっかりと把握したうえで申し込まれることをおすすめします。

格安SIMでの競争を生き抜くにはちょっと力不足かも?

安さであればDMM mobileには届かないし、使い放題なら下り3MbpsのぷららモバイルLTEがあるし・・・正直ワイヤレスゲートはなんとも微妙なポジションにいるなぁというのが本音です。

オプションで利用できるサービスで有効利用できそうなのは公衆無線LANが使えるということですが、これはワイヤレスゲートだけではなく他社も同じようなサービスを展開しています・・・。

であれば、ワイヤレスゲートは使い放題のサブSIMとして445円のプランをうまく使うのがよいのではないでしょうか。

サービスの拡充やプランの見直しなどで一気に化ける可能性もあるので、今後も要注目の格安SIMであることには変わりありません。

おすすめの格安SIMピックアップ

  1. auで格安SIMなら【UQモバイル】

    全格安SIMの中でもトップクラスの速度を誇るUQ mobile。料金プランやサービス内容がmineoと比べて弱いですが、今までと変わらず快適に使うことに重点を置くなら間違いなくUQモバイルです。

  2. SNSをどれだけ使ってもデータ量が無料!【LINEモバイル】

    対象のSNS(LINE、Twitter、Facebook、Instagram)はどれだけ使ってもデータ消費0!コミュニケーションフリープランだと普段のコミュニケーションだけでなく動画をどれだけ使っても通信量がカウントされないため、SNSをメインで使うならLINEモバイルがおすすめです。さらに、年齢認証やSMS認証のスキップ、データプレゼントなどLINEモバイル限定のサービスも充実しています。

  3. 独自サービスが大人気な【mineo】

    mineoは豊富なサービスと活発なコミュニティが特徴の格安SIMです。家族割や複数回線割もあるため夫婦や家族でmineoにするのもアリ、古い端末を格安SIMを差してお子様の初めてのスマホにするのもアリと通信費の節約にもってこいの格安SIMです。

  4. トータルバランス抜群の【楽天モバイル】

    楽天モバイルは格安SIMでもトップクラスの通信速度を誇り、料金・サービス・速度のすべての面においておすすめです。格安SIMで初の通話5分かけ放題のサービスが開始されるなど通話に強い格安SIMでもあります。もちろん、楽天ポイントも貯まるのでさらにオトクです。