毎月かかる通信費を節約したい?
なら格安SIMに乗り換えるのが一番近道です!
固定回線を見直すのも一つの手ですがキャッシュバック額の変動や開通工事が必要、そもそも安い回線業社のエリア外だった。。。といった問題があります。(実際、ネットで調べて評判が良かった固定回線に乗り換えようと思ったら私の住んでいるエリアはサービスを提供していなかったということを経験済みです…)
いま持っているスマートフォンを格安SIMにするのは全てネット上で完結できますので、誰でもカンタンに申込みができるだけでなく通信費節約のインパクトが強いため非常におすすめです。
もし、現在のキャリアのまま安いプランを検討していたりポイント貯めて還元したりしてるのであれば、そんなちまちまするのはもうやめましょう!いまや自分の使い方にマッチした通信キャリアを選べる時代です。
でも格安SIMって聞いたことがあるけど、怪しいしよくわからないしめんどくさそう。。。
大丈夫です!
auから格安SIMにして月8,000円かかっていた通信費をなんと月2,000円にまで節約した私が、実体験をもとにこまかーく解説していきますのでご安心ください。
きっと読み進んでいるうちに、キャリアの高い通信費を払っているのがバカバカしくなってくると思いますよ。
まずは今の利用状況の確認を
格安SIMにしたら安くなるんでしょ?ならすぐにでも申し込みすr
ちょっと待って下さい。
確かに格安SIMにすれば安くなりますが現状どれだけ使っているかを確認しないまま乗り換えちゃうと、逆に損してしまう可能性もあるんです。
まずは下記の2つのポイントを確認してみましょう。
1ヶ月でどれだけデータ通信を行っているか
はじめに1ヶ月のデータ量です。今でひと月に7GB使っているのを知らずに、安いからといって何も調べず3GBの格安SIMを申しむと・・・全然足らないですよね。
逆に月に上限5GBのプランをキャリアで契約していても使用データ量を見てみたら3GB未満だったということもよくあります。
格安SIMは使うデータ量がそのまま基本料金に反映されますのでいま使っているデータ量と同じくらいのプランがあるMVNOを選ぶコトをおすすめします。
ちなみにどれだけ使っているかを知るには、各キャリアのマイページから確認できますのでアプリやWEBサイトからチェックしてみてください。
1ヶ月でどれだけ通話しているか
通話時間ってあまり気にしたことがないかもしれませんが、格安SIMには無料通話や通話定額のサービスをしているところが少ないんです。そのため、通話料は話した分だけかかってくることになります。
最近はLINE電話などがあるからそれで十分!という声も聞きますが、実際ちょこちょこ電話していると通話料が結構かかってくるのでどれくらいの時間話しているのかを確認しておきましょう。
よく通話しているのであれば、無料通話や通話定額オプションのある格安SIMがおすすめです。
格安SIMに乗り換える際の注意点
利用状況を確認する以外にもう一つ、注意点があります。
それは各キャリア独自のサービスが利用できなくなることです。
例えばauスマートパスやdマーケット、それぞれのキャリアで貯まっているポイントなどが使えなくなります。
また、格安SIMに切り替えた時点でキャリアで提供されていたメールアドレス(〜@ezweb.ne.jp、〜@docomo.ne.jp、〜@softbank.ne.jp、〜@i.softbank.jp)も同様に利用できなくなります。
AppStoreやPlayストアから落としたアプリは引き続き利用できますが、各キャリアに依存するサービスは使えなくなりますのでご注意ください。
通信費節約におすすめの格安SIM4社
現在、格安SIMを提供しているMVNO事業者は200社を超えると言われており、どこがいいのかわかりませんよね。
そこで、実際に私が使ってみてこれならメイン回線から乗り換えても大丈夫!と思った4社をご紹介します。
用途に応じた解説をしているので、ぜひご参考ください。
通信速度を重視するならUQモバイル
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UQモバイル
価格 プラン 速度 +α - プラン:データ高速+音声通話プラン
- (データ容量3GB)
- 価格:
- 1,680円(税別)
全格安SIMの中でもトップクラスの通信速度を誇るUQモバイル。同じauの端末を使える格安SIMのマイネオより若干高くなるものの、今までどおりの使い勝手を考えるとUQモバイルに軍配があがります。とはいえお昼時の速度は他の格安SIMとど同様に落ち込んでしまいますが、それでも下り1Mbps以上と全格安SIMの中でも頑張っています。また、空いている時間帯などは下り40Mbps以上も出ることがありauとほぼ同じスピードを叩き出すことも。
通信費が節約できても、使い物にならなかったら意味ありませんもんね。
auの端末を使うなら、快適に通信ができるUQ mobileがおすすめです。
家族で使うなら回線割引があるmineo
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mineo(マイネオ)
価格 プラン 速度 +α - プラン:デュアルタイプ
- (データ容量3GB)
- 価格:
- Aプラン 1,510円/Dプラン 1,600円(税別)
マイネオは格安SIMでも珍しくTV CMをしているので知っているかたも多いのではないでしょうか?auとドコモのどちらの端末も使える業界初のマルチキャリアのマイネオは続々とおもしろい取り組みを発表しています。例えばマイネオ全ユーザーでデータをシェアできる「フリータンク」も魅力の1つ。また、複数回線割や家族割などがあるためまとめて契約するとオトクになります。フリータンクをうまく使いつつ、家族のデータ量をうまくやりくりすれば安いプランでもたっぷりデータ容量を使うことができますよ。
トータルバランスがよくポイントも貯まる楽天モバイル
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楽天モバイル
価格 プラン 速度 +α - プラン:通話SIM
- (データ容量3.1GB)
- 価格:
- 1,600円(税別)
料金・プランの多さ・通信速度とどれをとってもバランスがいい楽天モバイルはドコモ系で格安SIMを考えているかたにおすすめです。通信速度においては昼の混雑時にも快適な速度が出ていると話題です。
スマホのセット販売においても、用意されている端末が多いですし楽天スーパーセールの時はびっくりするほど安くなるなど「選べる楽しさ」も兼ね備えた格安SIMになります。
もちろん、楽天カード会員なら楽天スーパーポイントが貯まるほか、いつでもポイント2倍などの特典があるため楽天のヘビーユーザーなら楽天モバイルしかないでしょ!
ネットも電話も使い放題がいいならDTI SIM
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DTI SIM
価格 プラン 速度 +α - プラン:ネット使い放題音声プラン
- (月間データ容量無制限)
- 価格:
- 2,900円(税別)
最近勢いがあるDTI SIMは格安SIM業界初の「ネット使い放題+電話かけ放題」のダブル放題の提供を開始しました。ネットが使い放題なのでスマホ単体で動画・ゲームをするのもよし、モバイルルーターに挿してPCやタブレットを使うのもよしと使い方も無限大!そんにデータ量がいらない?
DTI SIMは実はネット使い放題プラン以外にも、月3GBのデータプランが840円と格安SIMの中でも最安値級なんです。しかも、通信速度も一日を通して安定した速度を出しており使い勝手も申し分なし!
業界最安値級、選べるプランに豊富なオプション、速度バッチリ、と今や格安SIMで一番勢いのある会社となっています。
切り替えまでわずか3分!?格安SIMの申し込み方法
格安SIMが安くて通信費の節約ができることはわかったけどめんどくさそう。
そう考えた時期が私にもありました。
ぶっちゃけ、手続きはめっちゃカンタンです。
迷っていた期間がもったいないと本気で思ったほど、すんなりauからMNPできたんです。
選ぶ格安SIMによって多少異なるケースもありますが、ほとんどが下記の流れとなります。
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①MNP予約番号の取得
まずは今のキャリアにて解約してMNPする旨を伝えます。そうするとMNP予約番号がもらえるので忘れずに控えておきます。予約番号の取得は電話窓口やマイページ(サポートページ)、店舗で出来ますが、電話や店舗は引き止められるのがめんどくさいのでネットからの申請がオススメです。ちなみに、この時点ではまだ解約ではありませんので、キャリアのサービスは利用可能です。
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②格安SIMの申し込み
お好みの格安SIMを申し込みましょう。
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③回線切替
注文した格安SIMが届いたら、回線切替の手続きが必要です。格安SIMのマイページより切り替えを行います。事業者によっては30分〜1時間ほどネットが使えない期間があります。この回線切替を行った時点でキャリアは解約され、格安SIMを利用していることになります。キャリアの独自サービスやメールアドレスが使えなくなるのでご注意ください。
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④ネットワークの設定
iPhoneの場合は申し込んだ事業者のサイトから構成プロファイルをインストールしてください。Androidの場合は「設定→モバイルネットワーク→高度な設定→CPA設定」などからAPNの設定を行ってください。(機種、OSによって異なりますので端末の説明書も合わせてご確認ください)
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格安SIMデビュー!
文字にするとすごいボリュームに思えますが、実際本当にすぐ終わります。
なによりキャリアの解約から格安SIMの申し込み・開通まで全てネットで出来るのは便利すぎです。店舗に行くと余計な待ち時間や不要な話を振ってくるなどで結構めんどうなんですよね。
それが、自分の好きなタイミングで行えるなんて機種変のたびにauショップで2時間以上も待った2年前では考えられない時代になったもんです。
本当に格安SIMで通信費が節約できるのかQ&A
- 格安SIMや格安スマホって壊れやすいんじゃないの?
- 「格安」というネーミングのせいか、格安SIMや格安スマホはキャリアのものと比べて壊れやすい印象があるようですが決してそんなことはありません!安い理由は上にも記載してある通りですし、スマホ自体も国産メーカーのものだってあります。と、いうかぶっちゃけメイド・イン・ジャパンの機械でも部品は他の国のものがほとんどですしね…。
- LINEなどのアプリはそのまま使える?
- 使えます!使えないのはキャリア独自のサービスやアプリだけです。通常のアプリストアからダウンロードしてきたアプリは今まで通り使えるのでご安心を。スマホもお持ちのものを使うのであれば、特に引き継ぎの設定をすることなく、そのまま利用できます。
- 格安SIMの通話料が高いって本当?
- 半分ウソで半分ホントです。格安SIMの通話料は20円/30秒となっていますが、実はキャリアでもこの料金設定が基本になっています。ではなぜ格安SIMの通話料が高いと言われているかというと、「無料通話や通話定額がないから」です。キャリアでは家族間通話無料や一定時間の通話は定額といったサービスがありますが、格安SIMにはそれらがないため通話した分だけ通話料がかかってきます。それほど長電話していなくても、細かな通話が重なった結果、通話料が高くなって全体的に安くならなかったケースもあるので要注意です。
- いつ乗り換えるのがベスト?
- いますぐ!です。上にも私がシミュレーションしたエクセルデータを載せていますが、キャリアの解約金を払ってでもすぐに乗り換えたほうが長いスパンで見るとオトクになります。だらだら2年の契約終了を待っているともったいない!
- 2台持ちでも安くなる?
- もちろん!1台をキャリアで通話専用、1台を格安SIMでデータ専用として使い分けている人も多いようです。その際、通話専用のスマホは一番安いプランに変更しておきましょう。2台持ちのメリットはキャリアメールやキャリアのサービスがそのまま利用できるところですね。デメリットとしては2台の使い分けがめんどくさいといったところ。どうしても2台持ちしないといけない理由がない限りは、格安SIM1台で運用した方が安くて楽にはなります。
格安SIMで通信費が節約できる理由とは?
そもそもなんで格安SIMって安いんでしょうか?
その理由を探りました。
設備・人件にかかるコストが少ない
カンタンに言えば、ダイレクト型自動車保険が安いのと同じようなイメージになります。
どういうことかというと、通常のキャリアだと店舗があって人がいてそれぞれの店に在庫を持って・・・と何もしてなくても建物にかかる費用や人件費などが必要になりますよね。
一方で格安SIMは店舗を持たず集客から申し込みまでほとんど全てがWEB上で完結してしまいます。つまり様々な管理コストなどが削減できている分、利用料金が安くなっているという仕組みです。
また、使用している回線に関してもドコモやauから借りるだけで自社ではメンテや保守が必要ないのもコスト削減の理由の一つになっています。
サービスがシンプル
もう一つ、格安SIMが安い理由として「提供されているサービスがシンプル」ということが挙げられます。
上限のデータ容量がこれだけで、いくら
あと、必要ならオプションどうぞ
こんな感じでどの格安SIMの料金プランを見てもすごくシンプルですよね?
基本的なサービスだけを絞って提供することでその他にかかるコストが削れるということです。
【簡易版】格安SIMの経路説明
格安SIMは自社でネットワークのインフラを持たずにドコモ・auの回線を借りて運営しています。
ただ、全てが借り物というわけではなく格安SIMそれぞれが提供している設備を通して、通信していることになります。
ざっくり図で表すとこんな感じ↓↓↓
赤がキャリア契約の場合です。auならau、ドコモならドコモの回線を使ってインターネットに出ていきます。
青が格安スマホの場合。回線自体はキャリアのモノを間借りしているので、途中までは一緒なのですがその先の各MVNO事業者の設備を通ってインターネットに出て行く事になるんです。
格安SIMが遅いとされる理由は2つあって、1つは借りている回線の帯域幅が細い、もう一つは事業者側の設備が弱いということになります。
各社それぞれが回線増強や設備増強の状況をサイトで公開しているのは、いわば「これだけ快適になる努力してるんだよアピール」ですね。
ちょっと話がそれましたが、通信速度が遅くなるということがあるものの、バックボーンの回線は各キャリアそのものなのでサービス提供エリアや通話品質などは全く問題ありません。
通信費の節約には格安SIMが手っ取り早いって実感いただけました?
いやー、それでもまだ2年経ってないし機種の割賦残高あるし・・・と言い訳してたらキャリアの思うつぼですよ?
下記は私が機種変後1年で格安SIMに乗り換えた時のシミュレーションしたエクセルデータです。
MNP転出料と格安SIMの事務手数料の合計6,000円が抜けているのですが、それを足してもすぐに乗り換えた方が15,000円以上も安くなるという結果に。
解約違約金を払っても格安SIMの方が安いんです。
2年経つまで待ってたらその分、だらだらお金が出てってますよ・・・。