前回の調査でキャリアの契約から格安SIM・格安スマホに乗り換えると通信費をかなり節約できることが判明しました。ただ、安いだけでなくデメリットがあることも最後にご紹介しました。
格安SIMのデメリットは下記の通りでした。
2. 通信速度が遅い時間帯がある
このデメリットがあるからやっぱりキャリア契約のままでいいやー、と思ってしまうのはもったいない!速度の改善はその時々によって変わりますし、プロバイダーも施設設備の増強など対応はしています。
また、スマホのデータ量をちゃんと調べてみれば、意外にも使ってないかもしれません。
ちょっと調べるだけで携帯代を節約できるかもしれないのに、チェックしないともったいないですよ!
スマホの月間データ量を調べる
まず月3GBと聞いてどう思いましたか?多い?少ない?
おそらく、多くの人が「少ない」と感じたのではないでしょうか
私も3GBじゃちょっと心もとないわー、と思いましたもん。
しかし、前回も引用しましたスマートフォン契約数および端末別の月額利用料金・通信量(2015年3月)によると月間平均通信量は3.53GB、中央値は2.30GBという調査結果が出ています。
平均値というのは月に数十GBといった莫大な通信をしている人がいると跳ね上がるため、こういった時には中央値を参考にするとより正確なんですね。中央値が2.3GBということは、多くの人が格安SIMの標準プランである3GB以内に収まっているということになります。
つまり、いま見ていただいているあなたも格安SIMに乗り換えても問題ない可能性があるのです。
でも、実際どれだけ通信しているかというのは人それぞれなので計測したほうが安心ですよね。
そこで、簡単にスマホのデータ利用量を確認できる方法をご紹介します。
標準の機能を使う
これはAndroidスマホを持っている方のみになってしまうのですが、Androidではデータ量の確認ができる機能が標準でついています。
場所は「設定 → データ使用」で見ることができます。
下にスクロールするとアプリごとの通信量が確認できるほか、アプリ名をタップするとより詳細な情報を見ることができます。また、オレンジのバーを動かすと設定した数値になると警告が出るようにすることも可能なので使いすぎ防止に役立ちます。
ただ、注意書きされているように、端末での計測となるためキャリアの利用明細とは異なる場合があります。ただ、そこまで大きく変わらないので目安として使うには十分です。
Andoridをお使いの方はぜひチェックしてみてください。
アプリを使う
標準機能を使わなくても、iOS、Androidともにアプリを使って通信量をチェックすることが可能です。アプリによってデザインや機能がいろいろありますので試してみてください。
中でもおすすめはMy Data Managerです。このアプリはモバイルデータ通信の計測だけでなくWi-Fi接続時の通信量までチェックしてくれるスグレモノ。
月間の上限を決めておけば、残量を計算してくれたりこのまま使うとどれくらいのデータ量のなるのか予測してくれたりと通信費チェックには完璧な機能をもっています。また、シンプルなデザインなので迷うことなくスムーズに操作できるのもポイントが大きいところ。
さらに、通知エリアに常駐させることもできるのでいちいちアプリを立ち上げなくても確認できるのもいいですよね。
MyDataManagerは無料のアプリなのでぜひ一度チェックしてみてください。
【iOS】
My Data Manager – あなたのモバイルデータの使用状況を追跡し、お金を節約する
カテゴリ: ユーティリティ, 旅行
【Android】
月に3GB程度なら格安SIMの検討を!
1ヶ月ほど通信量をモニターしてみて月に3GBほどしか使っていないなら格安SIMが断然オトクです。今と変わらぬ利用環境で接続できる上に、節約できるんですから乗り換えない理由がありません。
もし4GBくらいだったとしても、データ通信量を節約して抑えることは可能ですので格安SIMの検討範囲内です。
月に5GBや10GBと大きくオーバーしてしまうのであれば小手先のテクニックではカバーしきれないので格安SIMを諦めるか、WiMAXなどのモバイルルーターを併用するかを考えていくのがよいでしょう。
さて、我が家では、固定回線の代わりにWiMAXを使い、夫婦2人とも格安SIMに乗り換えることによって通信費を大幅に節約することができました。
通信費節約大作戦の結果は次回発表しますね〜♪
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