当サイトでは今まで、au系の回線の格安SIM、docomo系の格安SIMとキャリア別に通信速度の比較をしていましたが今回は全て一緒にしてご紹介します。

とはいえ、今やMVNOは200社以上あるともいわれており、全てをチェックするのは到底不可能・・・ということで厳選した格安SIM4社で比較したいと思います。

au回線は通信速度が速いと評判がいい「UQモバイル」と多彩なサービスと活発なコミュニティが魅力の「mineo」。
docomo回線では格安SIMでも最安クラス&豊富なプランを持つ「DMMモバイル」と格安SIMシェアNo1の「OCNモバイルONE」を用意しました。

計測方法はコチラ!

  • 場所:大阪府内
  • 時間:昼12時から15分おき
  • 使用ルーター:Aterm MR04LN(2.4GHz使用)
  • 使用端末:iphone5(iOS9.2)
  • 計測アプリ:speedtest
  • 計測方法:連続して3回チェックしたあと、SIMを切り替え。
    2つのSIMが終われば別の2枚を差し替える。

1日を通して計測してもよかったのですが、今回は格安SIMの速度が一番落ちるとされているお昼の時間帯で15分おきの計測をおこないます。

SIMの切り替えで1、2分のズレがありますが、ご勘弁を!

公式サイトを見てみる ⇒ UQモバイル

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総評:UQモバイルが安定して速い

格安SIM4社速度比較グラフ
上記のグラフは各時間帯に3回計測した平均を取っています。
そして、結論から言うと・・・

UQモバイルが安定して速いですね。
それに続きmineo(Aプラン)DMMモバイル、OCNモバイルONEという順番になりました。

UQモバイル

瞬間的な速度で言うと12時のDMMモバイルに負けてしまっていますが、全体を通してみると平均10Mbpsで安定しています。

これくらいの速度があればYoutbeのHD画質でも引っ掛かりなく再生できます。PING値も低くレスポンスがいいため、快適に通信をしたいならUQモバイルというのはまだまだ健在ですね。

mineo(Aプラン)

mineoはauとdocomoのマルチキャリアですが、UQモバイルと比較するためにAプランを用意しました。

12時の段階では5Mbpsを超える速度で快適な数値でしたが、時間が経つごとに速度が低下。1Mbpsの壁に阻まれるという形に。13時の段階では速度が戻りつつあるので、混雑する時間帯を除けば非常に快適なMVNOです。

DMMモバイル

DMMモバイルは12時の段階で30Mbpsという驚異的な数字を出したため、このまま維持できるか?と思いきや15分後には1Mbpsを切るというなんともわかりやすい速度低下でした。

ただ、混雑していない時間帯だと20Mbpsを超えることが多く遅いと言われていたのは過去のことのようです。

OCNモバイルONE

常に1Mbpsの壁と戦っているOCNモバイルONE。PING値も高めで反応が悪いのかエラーが多く、何回かスピードテストを開始できないこともありました。そのため、時間が他よりもずれています。

ただ、日ごとにデータ量がリセットされるプランは魅力的なのでもう少し頑張って欲しいところです。

格安SIM4社の通信速度比較の詳細

では各時間ごとの詳細を見てみましょう。

ただ、ネットワークは生き物とも言われているように同じ時間帯でも数秒違えば全く違った速度がでますので参考としてご覧ください。

12時の速度チェック:DMMモバイルが脅威の数字を叩き出す

格安SIM通信速度比較2016年11月4日12時

一瞬、間違って固定回線から飛ばしているWiFiを拾ったまま測定してしまった?と思うほど高速だったDMMモバイル。

この速度が維持できればと思いつつ、3回計測していくなかでも段々と速度が遅くなっているのがわかります。

UQモバイルとmineoは5Mbpsと通常利用には問題ない速度が出ているものの、OCNモバイルONEは早くも平日昼間の速度低下に巻き込まれているようでした。

12時15分速度チェック:UQモバイルが速い

格安SIM通信速度比較2016年11月4日12時15分
12時を過ぎると段々と遅くなり、最終的には1Mbpsを超えられなというのがほとんどのMVNOなのですが、UQモバイルだけは下り10Mbpsを超えるという快適さ。

他の3社は残念ながら低速になってしまっており、テキストベースのやりとりならなんとか行える・・・くらいの速度に落ち着いています。

12時30分の速度チェック:がんばれOCNモバイルONE

格安SIM通信速度比較2016年11月4日12時30分

全時間帯の中でも、12時半が一番遅くなりがちです。

OCNモバイルONEがスピードテストのサーバーと通信できなくなるなどの問題が発生したものの、なんとか全てチェックをすることができました。

UQモバイル以外、大体下り0.5Mbpsくらいという感じになります。

Twitter、Facebookの文字はストレス無く表示されるけど、画像などはサクッと表示されない、そんな体感速度。昼の休息時にニュースチェックくらいなら大丈夫かなー、って感じですね。

12時45分:相変わらず安定のUQモバイル

格安SIM通信速度比較2016年11月4日12時45分
UQモバイルは10Mbps前後と、相変わらず高速&安定で無問題な通信状況が続きます。

他3社も、安定して1Mbpsを切る速度で四苦八苦していました。

13時の速度チェック:mineoが速度回復しはじめる

格安SIM通信速度比較2016年11月4日13時
13時を過ぎると使う人数が減ってくるのか通信速度が回復する傾向にあります。

UQモバイルは10Mbps超え、mineoも3Mbps前後、DMMモバイルは1Mbs超え、OCNモバイルONEも1Mbpsまであとちょっとというところ。

多くの人が昼休みを終えて仕事や勉強に励み出すんだなぁ〜・・・と思いながら測定してました。

まとめ:ぶっちゃけ速度が早すぎても安定しないと意味がない

私達がストレス無くネットをブラブラできる速度は最低5Mbpsと言われています。

もちろん、速ければ速いほどいいのは確かですが、ぶっちゃけ10Mbpsと30Mbps、50Mbpsって体感ではそんなわかりません

それに例えば20Mpbsが1日を通して安定しているのならまだしも、計測するごとに20Mbpsだったり50Mbpsだったり。かと思えば1Mbpsだったりだと使っていると結構ストレスになるんですよね。さっきまでサクサクだったのに、いまはなんか遅いぞ・・・って。

であれば、ある程度の速度が安定して出ていることが重要になってきます。

通信速度の速さばかりが注目されるUQモバイルですが、こうやって短期間で計測してみると安定性の高さというのも強さの一つだということがわかりました。

格安SIMをお考えの方は安さを取るか、サービスを取るか、安定性を取るか・・・しっかりと自分の使うスタイルに合わせてMVNOを選ぶことをおすすめします。

おすすめの格安SIMピックアップ

  1. auで格安SIMなら【UQモバイル】

    全格安SIMの中でもトップクラスの速度を誇るUQ mobile。料金プランやサービス内容がmineoと比べて弱いですが、今までと変わらず快適に使うことに重点を置くなら間違いなくUQモバイルです。

  2. SNSをどれだけ使ってもデータ量が無料!【LINEモバイル】

    対象のSNS(LINE、Twitter、Facebook、Instagram)はどれだけ使ってもデータ消費0!コミュニケーションフリープランだと普段のコミュニケーションだけでなく動画をどれだけ使っても通信量がカウントされないため、SNSをメインで使うならLINEモバイルがおすすめです。さらに、年齢認証やSMS認証のスキップ、データプレゼントなどLINEモバイル限定のサービスも充実しています。

  3. 独自サービスが大人気な【mineo】

    mineoは豊富なサービスと活発なコミュニティが特徴の格安SIMです。家族割や複数回線割もあるため夫婦や家族でmineoにするのもアリ、古い端末を格安SIMを差してお子様の初めてのスマホにするのもアリと通信費の節約にもってこいの格安SIMです。

  4. トータルバランス抜群の【楽天モバイル】

    楽天モバイルは格安SIMでもトップクラスの通信速度を誇り、料金・サービス・速度のすべての面においておすすめです。格安SIMで初の通話5分かけ放題のサービスが開始されるなど通話に強い格安SIMでもあります。もちろん、楽天ポイントも貯まるのでさらにオトクです。