新年度一発目のドコモ端末が使える格安SIMの通信速度比較です!
auバージョンは前回の記事をご覧ください。
→ mineoとUQモバイルの速度比較(+Fiimo)【2016年4月6日】
計測方法は下記の通りで、前と変更はありません。
- 場所:大阪府内、通勤経路および勤務先、自宅
- 時間:朝8時、昼12時半、夕方18時、夜中0時の合計4回
- 計測対象:FREETEL、DTI SIM、OCNモバイルONE、0SIM by So-net
- 使用ルーター:Aterm MR04LN(2.4GHz使用)
- 使用端末:iphone5(iOS9.2)
- 計測アプリ:speedtest
- 計測方法:連続して3回チェックしたあと、SIMを切り替え。
2つのSIMが終われば別の2枚を差し替える。
目次
【2016年4月7日】格安SIMの速度比較
8時の通信速度チェック:前回よりも速い!
4月6日にau系の格安SIMを計測したところ、いつもよりも若干遅かったのでドコモ系も同じかぁなとおもいきや3月にチェックした時よりも全体的に速くなっていました。
DTIが平均5Mbpsと通常利用するには十分な速度を安定して出しています。
FREETELも平均すると5Mbpsなのですが、2Mbps〜8Mbpsと幅がある上、8Mbpsの時にはPING値が204と異常に遅くブラウジングしても引っかかりを感じたので若干不安定かなという印象です。
0SIMが2Mbpsと大健闘しており、500MBまで無料で使えることを考えると十分ですね。
OCNに関しては1Mbpsに届かず・・・。テキストベースのSNSならなんとか、といったところで朝のラッシュ時にニュースをチェックするには厳しい速度となりました。
12時の通信速度チェック:やはりFREETELが速い
説明を書く必要がないほど、一目瞭然ですね。
FREETEL、速し。
9Mbps以上と格安SIMの中でもトップクラスの速度は変わらず出ていて、お昼の遅さとは無縁なFREETEL。
一方、他の3社は1Mbpsに届かずという結果になりました。格安SIMの中ではこの時間帯のこの速度は普通になりつつありますね・・・。
18時の通信速度チェック:全体的に遅い
お昼に飛び抜けて好調だったFREETELが一転して遅くなりました。0.7Mbps〜2.4Mbpsと幅がある結果で朝の通勤ラッシュ時と同じような不安定さに。
DTIとOCNが1Mbps前後とSNSのチェックならなんとかなるかな、といった感じで、0SIMに関しては0.5Mbpsに届かないなど通常利用するには厳しい速度を記録しました。
前回の帰宅ラッシュ時も、全体的にこのくらいの速度だったのでこんなものなのかなと。
0時の通信速度チェック:夜の元気さを日中にも
日付が変わる0時前後のチェックの結果です。
FREETELが18Mbps以上と非常に速く本日の最速を記録しました。上り・下りの速度ともに問題はなく、快適にインターネットを使えるのは間違いありません。ただ、PING値が高いのが気になりますね。リアルタイム性が重要視されるゲームやLINEの無料通話などでは遅延が出る可能性があります。
他の3社も3Mbps以上が出ており、使えなくはないといった速度ではあります。が、どの公式サイトにも書かれている「高速通信」には程遠い結果ですね・・・。
速度が出ているのはFREETEL。バランスがいいのはDTI SIM。
通信速度だけで見るとFREETELが速いのは間違いないようです。ただし、1日を通してPING値にバラつきがあったり、かなり遅い時もあります。
先ほども書いたとおり、LINEの無料通話などのネット回線を使う通話に関しては通信速度よりもPING値が速いほうが遅延が少ないとされています。FREETELのPING値を見る限り、通話途中で切れてしまう、雑音が入る、遅れて聞こえる、などの症状がでる可能性があるので注意が必要です。
今月の速度、PING値ともにバランスがいいのがDTI SIMでした。突出してめちゃめちゃ速いというわけではないのですが、そこそこの速度をキープし続けているというのは他ではない強みです。
ただ、年度始めでまだ人の流れが定まっていない中での計測なので、中旬にチェックするとまた違うんだろうなぁと思います。
この記事を書いている4月14日現在。そろそろ2回目の速度測定をしないといけないなぁと思っているため、引き続き見ていただけると幸いです。
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